ボーイスカウト東村山第6団 ビーバースカウトの9月最初の活動は小平中央公園近くにある小平市ふれあい下水道館に行ってきました。
9月に入ったとはいえまだまだ暑い中、最寄り駅である鷹の台駅よりも一つ先の恋ヶ窪駅で下車して、途中にある窪東公園で水飲み休憩しつつ20分程歩いて小平市ふれあい下水道館に到着しました。
まずは館内の方から下水に関してのレクチャーを受けました。下水の汚れを食べて水を綺麗にしてくれる大切な生き物である微生物を顕微鏡からスクリーンへの転写映像や、下水や雨水がどんなふうに海まで流れていくのかについてわかりやすくアニメにしたビデオを見せてくださいました。スカウトのみんな真剣に見ていました。
その後は地下5階に移動して、実際に使われている下水道管の中に入ることができました。小平市内では最も大きな下水道管で直径は4.5m、小平市の約4分の1(5万人分)の汚水が流れているとのことで、その臭いに思わず鼻をつまむスカウトもいました。
また、こちらの下水道管は汚水と雨水を同じ下水道管で流す合流式であるため、豪雨の時にはかなりの水量となります。行った日は晴れていて水深22センチでしたが、その前々日の台風で大雨だった日の水深は1mあったそうです。2015年にあったゲリラ豪雨の時の映像も見せて頂き、その時は下水道管のかなり上の方まで水位がきていたのがわかりました。大きな下水道管がなかったら下水が街にあふれだして大変なことになる、ということがスカウト達にも理解できたようでした。
その後、各フロアごとにクイズを出題しながら回っていきました。中でも、「古代にトイレットペーパー代わりに使われていたのは?」の問いに対しては、「新聞紙!」と元気よく答えるスカウトがいました(笑)。正解はチュウギ(木簡)でした。
下水道館をあとにして、珍しい絵のマンホールを探しながら小平中央公園へ。お楽しみおやつタイムの後は時間がないながらも遊びたいコールやまず、遊具で少しだけ遊んで鷹の台駅より電車に乗って帰りました。