天候に恵まれ、汗ばむくらいの陽気。
今年度最初のハイキングは羽村取水堰から草花丘陵を回るコースで、
街地、崖、川、谷、山と起伏に富んでいます。
最初に羽村駅近くのまいまいず井戸を見ました。
巨大なカタツムリの殻をひっくり返した形の穴をらせん状に下りていくと
底に井戸がありました。台地で水を得ることの難しさを、少しは分かって
くれたかな?
取水堰に向かう途中で、河岸段丘のへりに建つ神社で休憩し、平らな土地
からいきなり急な崖を下る道の様子とこれから登る川向うの丘陵を眺め、
どうしてこんな崖ができたのかというクイズには「水が削った」と大正解。
多摩川の浅瀬で少し水を触って遊ぶ |
取水堰で水を取り込む様子を見てから、そばの浅い水辺で気持ちよく遊びました。
小さなオタマジャクシ |
スカウトは小魚やオタマジャクシを見つけて、リーダーに見せてくれました。
崖っぷちに立つ前の余裕の笑顔 最初の市街地では、早く帰りたいと言っていたスカウトも面白そうなものや |
生き物を見つけるうちに、帰りたいと言わなくなり調子よく歩いていました。
草花丘陵ハイキングコース尾根道 |
道が崩落し鉄パイプの足場を踏む |
集団のペースを守ってハイキングコースを歩くことと、水や自然に興味
を持つという目的のほかに、スカウトに必要な観察力を鍛えるという狙い
がありました。
3人はそれらを全てクリアしてくれました。歩くペースも良く、羽村駅に
予定時刻に余裕をもって到着しました。
今年度のメンバーのこれからに期待が持てる集会になりました。
今後もプログラムを通じて色々なことに興味を持ち、観察力を高め、
想像力を磨いて、知識や知恵を増やし、自然の中で体力や折れない心も
磨いていってほしいと思います。
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